事業紹介

可燃性廃棄物の処理

ダイオキシン類対策や臭気対策など万全の環境対策と
2基の焼却炉による安定した処理

800℃以上の高温で燃焼を行います。排ガス滞留時間を2秒以上確保し、完全燃焼を行い、ダイオキシン類の原因物質を熱分解します。
再燃焼室を出た排ガスは、ガス冷却室で200℃以下に急冷され、ダイオキシン類の再合成を防止します。
排ガスはバグフィルターを使用した排ガス処理装置により、ダイオキシン類等の有害物質及び飛灰を除去した後に、清浄な排ガスとして大気中に放出します。
現在2機稼動しているため、片側が定期修繕中でも常時運転が可能です。

焼却炉1号機

焼却炉2号機

プレコート式バグフィルタ

ガス冷却室

焼却炉 1号機

処理能力
9,900 t/年(30 t/日)
炉形式
竪型ストーカ式焼却炉
(特許)「バーチカル炉」
排ガス処理
(特許)プレコート式バグフィルタ
有害ガス除去方式
稼働日数
330 日/年
処理フロー
処理フロー図は

焼却炉 2号機

処理能力
15,040 t/年(47 t/日)
炉形式
竪型ストーカ式焼却炉
(特許)「バーチカル炉」
排ガス処理
(特許)プレコート式バグフィルタ
有害ガス除去方式
稼働日数
320 日/年
処理フロー
処理フロー図は

有機性廃棄物の処理

嫌気性発酵処理により
バイオガスを生成収集し発電機の燃料として利用
処理液は肥料として地域の農家様へ還元し再利用

調整槽で混合された食品残さ、廃乳、家畜ふん尿等は発酵槽(828m3)に送られ、通常大気(空気)と遮断した嫌気性下で発生するメタンガスを燃料としてガスエンジンを稼動し、発電(75kW発電機×2基)を行います。
前処理用の破袋機を備え、食品残さと袋・パッケージの分離が可能で、また産業廃棄物のほか事業系一般廃棄物についても処分業の許可を取得済みですので、店舗等からの廃棄食品などにも対応可能です。
処理物は液肥(生第103783号、メタン発酵液肥)として農地等で再利用しています。

嫌気性発酵施設 処理能力:10.893t/日(動物性残さの場合)

発電機

発酵槽内部

ガスホルダー

処理液から分離した固形分は動植物性残さなどと共に堆肥化(試験中)
ソーラーパネルは施設使用電力の一部として供給

嫌気性発酵処理施設で発生する分離固形分(肥料登録 生第103836号)をベースに植繊機で前処理された剪定枝、有機汚泥、食品残さなどを混合して送気発酵槽(3槽)と堆積発酵槽(3槽)を経て堆肥化を行っています。

堆肥化施設

送気発酵槽

汚泥の処理

吸引車によって持ち込まれた有機性汚泥は、施設内の貯留槽に移され、定量ポンプによって汚泥乾燥機に投入されます。
固形状の汚泥はもちろん、含水量の多いスラリー状の汚泥も脱水することなく、乾燥炉に直接投入が可能です。汚泥は乾燥機内の羽子板状の回転攪拌翼で効率よく熱風中に分散され、炉内円周方向に回転しながら加熱され、乾燥が進みます。
乾燥した汚泥については肥料等への再資源化を図ります。

汚泥乾燥機

乾燥済み汚泥

投入ホッパー

汚泥乾燥機

処理能力
7,700 t/年(22 t/日)
処理方式
蒸気による間接乾燥方式
形状
横型円筒状
稼働日数
350 日/年

その他の処理

その他、廃クーラント、廃シンナーの処理や、廃棄物の収集運搬も行っております。
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