環境対策
焼却施設の維持管理
焼却施設の管理維持
1. 維持管理計画
- 維持管理計画書
- 維持管理計画書【1号炉】 維持管理計画書【2号炉】
2. 排ガス対策
- 大気汚染防止法の規制値を遵守すると共に、会社独自の目標値を決定いたします。
- ダイオキシン類を初めとして、規制物質を年2回は測定いたします。また、別途必要に応じた測定を行います。
- 測定結果が会社の目標値を超えた場合は、自主的に稼働を停止し原因究明にあたります。
ダイオキシン類対策
- 焼却施設から発生するダイオキシン類の排出基準濃度は、独自基準により0.5ng-TEQ/N㎥以下とします(国の基準では5ng-TEQ/N㎥以下)。
- 適正な維持管理のため、焼却炉内の燃焼温度、一酸化炭素濃度等を24時間連続的に測定し、安定した燃焼状態を保つよう管理いたします。

焼却施設は24時間監視し、安全に焼却処理を行います
臭気対策
- 汚泥乾燥施設ならびに焼却施設は、各々建物内に格納し密閉構造とします。
- 高濃度臭気(ごみピット、汚泥乾燥機などにより発生)は焼却炉で燃焼します。
- 低濃度臭気(各室内、プラットホーム等により発生)は活性炭吸着脱臭装置で処理します。
- 嫌気性発酵処理施設では、臭気の発生元である原料槽を2基の薬液脱臭装置で処理しています。

嫌気性発酵処理施設の脱臭装置

工場内各箇所に脱臭装置を設置し臭気を常時吸収

臭気は1ヶ所に集約され脱臭装置で処理後に外部に排出
外部へ排出
施設内から発生する汚水の処理
- 基本的に汚水の発生はありません。従って外部への処理水の放流はありません。
- 施設内の床洗浄水等は、焼却炉内に噴霧することによって外部に流出することのない「クローズドシステム」を採用し、処理しています。
ISO14001 認証取得
環境に対する意識を高め、全社的に環境保全活動に取り組むため、環境マネジメントシステム(ISO14001)を認証取得し、継続的に改善を行っていきます。